【ANAエコノミー搭乗記】深夜便の特別機内食 シンガポール→羽田

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エコノミークラス
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今回は2024年10月にシンガポールから東京羽田までのANAの深夜便をエコノミークラスで利用したようすをご紹介します。

路線:シンガポールチャンギ(SIN)→東京羽田(TYO/HND)
運航会社 / 便名:ANA 全日本空輸 / NH844
機材 / 機番:B787-9 / JA888A
座席クラス / 予約クラス:Y / S
フライトタイム:6 h 07 m
座席:22A
利用ラウンジ:シルバークリスラウンジ(ファーストクラスラウンジ)

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SATSプレミアチェックイン

シンガポールチャンギ空港のANAチェックインカウンター8

チャンギ空港にはターミナルが4つありますが、本日のANA便はターミナル2からの出発です。ANAは8番カウンターを使用しています。

シンガポールチャンギ空港のANAの自動チェックイン機

有人カウンターはダイヤモンド会員レーンとビジネスクラス用レーン(スターアライアンスゴールドも含む)の2つのみ用意されており、プレミアムエコノミークラスやエコノミークラス利用者は自動チェックイン機と自動手荷物預け機を利用するようです。

2名ほどANAのマネージャーとスタッフが待機しているため、乗り継ぎなどで問題があればすぐに対応はしてくれそうです。

ANAダイヤモンド会員やANAビジネスクラス利用者が利用できるSATSプレミアチェックインラウンジ

また、ビジネスクラス搭乗者とANA ダイヤモンド会員については室内型のSATSプレミアチェックインラウンジも利用できます。

なお、SFC(スーパーフライヤーズクラブ)を含むスターアライアンスゴールド会員でエコノミー・プレミアムエコノミークラス利用時は通常のビジネスクラスカウンターのみ使うことができます。

ファーストクラスラウンジへの招待

自動レーンで全く並ぶことなく出国して、ラウンジへ向かいます。

ANA便利用者のラウンジはシルバークリスラウンジ(ファーストクラス)、シルバークリスラウンジ(ビジネスクラス)、クリスフライヤーゴールドラウンジ、SATSプレミアラウンジの4種類があります。

それぞれに必要な利用資格は以下の通りです。

利用資格ラウンジ名同伴者
ANAダイヤモンド会員Silverkris Lounge(ファースト)
Kris Flyer Gold Lounge
1名まで
ビジネスクラス利用者Silverkris Lounge(ビジネス)N/A
STAR ALLIANCE GOLD会員Kris Flyer Gold Lounge1名まで
プレミアムエコノミー利用者SATS Premier LoungeN/A

今回はANAダイヤモンド会員ということで、エコノミークラス利用ですが、シルバークリスラウンジ(ファーストクラス)へのインビテーションを頂きました。

シンガポールチャンギ国際空港のシルバークリスファーストクラスラウンジの入り口

シルバークリスラウンジはターミナル2・ターミナル3の2か所にありますが、ANAダイヤモンド会員へのインビテーションではターミナル2のみが利用可能です。

ファーストクラスラウンジはシャワーや仮眠室の他、ライブキッチンやバーサービスなどの豪華な設備もあります。

シルバークリスラウンジ(ファーストクラスラウンジ)の詳細はこちらの記事をご覧ください!

搭乗口へ

ANA844便の保安検査場に設置された優先レーン(GOLD TRACK)

チャンギ空港では搭乗口の手前で、搭乗口ごとに保安検査を行います。そのため同じ時間帯に保安検査へと多くの人が集中するため混雑しがちです。

しかし、ANA運航便では保安検査場に優先レーン(GOLD TRACKと同様)が設置されているため、並ぶことなく通過できました。

これは他社ではほぼ見られない素晴らしいサービスです。

ANA844便利用者のチケット確認の優先レーン

ゲート通過後の搭乗券の確認はさらにダイヤモンド会員のみの専用レーンがあり、並び席のリクエストをしておけば座席の調整をしてくれることもあるようです。

機内へ

ANAシンガポールー東京間のエコノミークラスのクッションと毛布

座席にはあらかじめクッションとビニールに入ったブランケットが置かれています。

歯ブラシやアイマスク・耳栓などのアメニティはこちらからリクエストすれば用意されています。

離陸後すぐ、軽食とドリンクが提供

ANA国際線でFPML(フルーツプラッターミール)を頼んだ座席に貼られる目印

ANA844便は、シンガポール時間で定刻の午後10時10分からほぼ遅れることなく10時16分には出発し、10時31分に離陸しました。

離陸後シートベルト着用サインが消灯するとすぐに就寝前の軽食が配られます。

通常はミネラルウォーターとお菓子やサンドイッチの入った袋ですが、今回は特別機内食としてFPML(フルーツプラッターミール)を注文していたので、別メニューがやって来ました。

ANA844便、シンガポール発のエコノミークラス用フルーツプラッターミールの軽食

内容はミネラルウォーターとフレッシュフルーツの盛り合わせであり、
ドラゴンフルーツ・メロン・スイカ・パイナップル・オレンジが入っています。

ドリンクは日中便のエコノミー同様にビールやワイン・日本酒・ウイスキーなどもありましたが、あり、温かい緑茶を頂きました。

軽食が配られる頃から照明はやや暗めにセットされており、配り終わると機内が完全に暗くなりました。完全に暗くなった時刻は、離陸から概ね1時間後のシンガポール時間午後11時30分(日本時間0時30分)過ぎでした。

機内が明るくなり、到着前の機内食

ANA844便、シンガポール発のエコノミークラス用フルーツプラッターミールの朝食

1度目の機内食からわずか3時間ほどの日本時間午前3時45分頃には機内が明るくなり、メインの機内食の準備が進められます。

フルーツプラッターミールの朝食メニューはこちらです。

メイン:大きくカットされたパパイヤ・パイナップル・スイカ・メロン・ドラゴンフルーツ

小鉢1:一口サイズにカットされたパイナップル・スイカ・ドラゴンフルーツ

小鉢2:杏子とプルーンのドライフルーツ

フルーツは日本発のものに比べて、熟しているからか糖度が高くやわらかめのものが多いです。

しばしば東南アジア発のフルーツは美味しいといったイメージがありましたが、シンガポールについてはその通りです。

羽田空港に向け高度を下ろし始める

羽田空港へ着陸するため東京湾上空で降下するANA844便

食後30分~1時間ほどの間をおいて、飛行機は最終の着陸態勢に入りました。

ANA844便が羽田空港のRWY34Rへ着陸するため、D滑走路上空を横切る

機体は東京湾上空を飛び、日本時間の午前5時38分に羽田空港のRWY34Rへ着陸しました。

第2ターミナルへ到着

ANA844便から降機して本日の機体を眺める

着陸後は数分で第2ターミナルの71番ゲートに到着します。

この日は定刻の午前6時20分よりもかなり早い、午前5時45分に到着しました。

朝焼けに照らされるANAのB787-9

隣にはニューヨークから帰ってきたB777-300ERも止まっており、ちょうど朝日に照らされていました。

入国・税関はスムーズ

羽田空港第2ターミナルの国際線到着者を迎えるサイネージ

ゲートからターミナルへ入るとすぐ大きく描かれたTerminal 2の文字が目に入ります。

現在のANAは当日まで到着ターミナルがあやふやなため、この表示は嬉しいです。

羽田空港第2ターミナル国際線到着エリアの幅の狭い通路

やや狭い通路を進み入国レーンを目指します。

どこか近未来のような羽田空港第2ターミナル国際線到着エリアの通路

その先の通路は照明や内装にどこか未来感が漂い、歩いてて少し楽しくなってきます。

羽田空港第2ターミナルから国際線への乗り継ぎ案内

入国の手前には乗り継ぎ用のバスの案内がありました。T2→T3間の乗り継ぎでも入国せず簡単に乗り継げそうです。

結局入国レーンまでは5分足らずで到着し、その10分後あたりに受託手荷物が流れ始めました。

さいごに

青と緑にライトアップされたチャンギ空港のジュエルの滝

今回はファーストクラスラウンジや専用保安検査レーンなどANAダイヤモンド会員としての恩恵を大きく受けるフライトでした。

Star Allianceには最上位の共通ステイタスがないため、多くの都市ではANA運航便でもダイヤ専用のサービスはほぼない中、ここまでサービスが揃っているのには驚きです。かつて同路線にファーストクラスが投入されていた時の名残でしょうか。

また、フライトタイムが短い深夜便で、簡単に食べられるフルーツ食のチョイスをしていたことにより睡眠時間の確保がしやすくなりました。

日本初のフルーツにも増して甘味のある柔らかく熟したフルーツを楽しめるFPMLは、ぜひ旅の選択肢としてお薦めいたします。

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